美術展覧会
令和3年度 美術展覧会
 
写 真
 る11月2日(火)~7日(日)、茨城県つくば美術館において、令和3年度茨城県高等学校総合文化祭写真展が開催された。
 

 展示室には、今年度1次審査を通過した作品と、今年の1月に東京都美術館で開催される予定だった第27回関東地区高等学校写真の出品作品あわせて約430点の写真作品が展示された。
被写体は、人物、屋内外の風景、動物など様々。高校生の日常を感じさせるものから技巧を凝らしたものまで、それぞれの個性が光る完成度の高い作品が並んだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 茨城県の写真部会の登録部員数は1300名以上。例年、専門家を講師に招いてのフォトセミナーや撮影研修会等で、多くの高校生たちが腕を磨いている。
 コロナ禍の影響で中止や延期になった活動もあるが、昨年度から講習会の動画を作成するなど、制限の多い中でも工夫を重ねて活動に取り組んでいる。
 
 
   高校生たちのエネルギーにあふれた写真作品の並ぶ会場は、2巡3巡したくなる素敵な展示空間だった。
展示された作品の中からさらなる審査を経て選ばれた作品が、本年度開催の関東高校写真展神奈川大会や、来年度開催予定の全国高等学校総合文化祭東京大会に出品される。
 




絵画、彫刻、デザイン、書道
 11月5日(金)~9日(火)にザ・ヒロサワ・シティ会館において美術・工芸部門と書道部門の展示が2年ぶりに開催となりました。
 美術・工芸部門は「絵画」159点、「デザイン」74点、「立体」33点の計266点、書道部門は小品44点を含む256点が展示され、出品各校の生徒をはじめ多くの方に来場をいただきました。
 
 
 
会場に入ってまず目に留まる正面には、8月の全国高総文祭(和歌山大会)に出品した作品が飾られていて、鑑賞に来た生徒たちが釘付けになっていました。
「私の最高傑作です」「最も納得のいく作品です」と胸を張る制作者コメントがまぶしかったです。
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 2階の展示室には522点の作品が地区ごとに展示されていました。
 その中でも美術・工芸部門のモノトーンの作品に近づいていくと大量の魚が上に上に向かう絵でした。普段、人間には見えない力を表現したそうです。
 また、動物モチーフの作品が全体的に多く、特に「猫」の作品が多かったです。
 作品名「うごめくカレーうどん」に興味を惹かれ何かと思ったら、服についたら落ちない染みのしぶとさを表現していると・・・。
思いもつかない発想で驚きました。
 アニメーション、オリジナルグッズ、はにわの制作にも挑戦した生徒もいました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 書道部門には軸装された漢字・かな作品を中心に、一文字作品、皿に書いた作品などが出品されていました。
百人一首から選んだ二十首を書いた巻物の美しさが印象に残ります。

 
 明るく爽やかなものから闇を感じさせるものまで、そしてどれほどの集中力で臨んだのかと感じさせる迫力に圧倒される空間でした。